# Mini Tokyo 3D のビルド
リリース前の最新版の機能を試したい、自分でコードを改造したい、Mini Tokyo 3D の開発にコントリビュートしたい、という場合には、本セクションの手順に従ってソースコードからプロジェクトをビルドすることができます。
# ビルド準備
次のソフトウェアが必要です。
- Node.js (opens new window) 最新版
- Git (opens new window) 最新版(リポジトリをクローンする場合)
# ビルド手順
# 1. ファイルのダウンロード
Mini Tokyo 3D の GitHub レポジトリ (opens new window)から master
ブランチ最新版をダウンロードして、zipファイルを展開します。mini-tokyo-3d-master
というディレクトリができますが、mini-tokyo-3d
という名前に変更しておきます。
curl -LO https://github.com/nagix/mini-tokyo-3d/archive/master.zip
unzip master.zip
mv mini-tokyo-3d-master mini-tokyo-3d
もし Git をお使いでしたら、上記のコマンドの代わりに GitHub からリポジトリを直接クローンしても構いません。
git clone https://github.com/nagix/mini-tokyo-3d.git
# 2. ビルド
Mini Tokyo 3D のトップディレクトリに移動します。
cd mini-tokyo-3d
依存 npm モジュールをインストールします。
npm install
次のコマンドでプロジェクトをビルドします。
npm run build-all
ビルドが正常に完了すると、dist
ディレクトリが作成されます。この中には配布用のスタイルシートおよび JavaScript ファイルが含まれています。また、同時に build
ディレクトリも作成されます。この中には Web サイトへの設置に必要なすべてのファイルが含まれています。
# Web サイトへの設置
ビルドしたファイルを Web サイトに設置して使用するには、データソースに対するアクセストークンが必要です。使用の準備を参照して、公共交通オープンデータセンターアクセストークン、公共交通オープンデータチャレンジ2024アクセストークン、Mapbox アクセストークンを取得してください。
build
ディレクトリに含まれる index.html
は https://minitokyo3d.com (opens new window) 用の Web ページです。index.html
の中で Map
コンストラクタに渡されるオブジェクトに accessToken
プロパティと secrets
プロパティを追加し、accessToken
には Mapbox アクセストークン、secrets
には公共交通オープンデータセンターアクセストークンと公共交通オープンデータチャレンジ2024アクセストークンを指定します。
map = new mt3d.Map({
/* ... */
accessToken: '<Mapbox アクセストークン>',
secrets: {
odpt: '<公共交通オープンデータセンターアクセストークン>',
challenge2024: '<公共交通オープンデータチャレンジ2024アクセストークン>'
}
});
そして設置する Web サイトに合わせて編集した上で、build
ディレクトリのファイル全てを Web サーバの公開ディレクトリに配置してください。
注意
index.html
では Mini Tokyo 3D プラグインも使用しているため、別途各プラグインの JavaScript ファイルをビルドした上で、build
ディレクトリに配置する必要があります。